iPhoneのSiriに日本語で起こしてもらう方法

iPhoneiOS5.1にアップロードしてからは、寝際にSiriに「明日は6時に起こして」と話しかけてアラームをセットする日々が続いております。しかし翌朝の枕元のSiriは無機質なアラーム音で冷たく鳴るだけ…。できればもう少し優しく起こしてはくれないものかと。
 
まずはMacのシステム環境設定を開いて「スピーチ」を選びます。

 
「スピーチ」の設定画面が表示されるので「システムの声」から「カスタム」を選び、日本語の「Kyoko」を選んで「OK」を選びます。初めての場合はダウンロードが始まるので「Kyoko」をインストールしましょう。

 
インストールが終わったら、あらためてシステムの声に「Kyoko」を選びます。「キーを押したときに選択しているテキストを読み上げる」もチェックしておきましょう。

 
これで前準備は終わりです。テキストエディットに適当な文字を入力して選択しましょう。

 
option+escキーを押すと、Kyokoがテキストを読み上げてくれます。

 
SiriはKyokoを元に開発されているんでしょうか? Kyokoの方が流暢な発音だと思いますが、声は似ていますね。
Kyokoの音声をiPhoneの着信音にしたいと思います。QuickTimeiTunesを組み合わせても出来ますが、今回は「GarageBand」を使いたいと思います。

 
GarageBandを起動したら「新規プロジェクト」を選択します。

 
ウインドウ右下の入力源は「ステレオ 1/2(内蔵マイク)」を選んでます。

 
ウインドウ下の中央にある音符のアイコンをクリックして、「時間」を選択しておきます。

 
また右側の「サイクルリージョン」をオンにしておきます。

 
録音ボタンをクリックしたら、テキストエディットに切り替えてKyokoにテキストを読み上げさせましょう。読み上げが終わったら再びGarageBandに戻って録音を停止させます。
音声が録音されているので、丈夫の黄色いラインの左右をドラッグして使用する範囲を指定しましょう。iPhoneの着信音をして使用する場合には40秒以内にする必要があります。

 
準備が出来たら、共有メニューから「iTunesに着信音を送信」を選びます。

 
以上で、iTunesに着信音を保存されているので、後はiPhoneと同期しましょう。

 
iPhoneの時計アプリを起動して、「アラーム」をタップします。

 
右上の「+」マークをタップして「アラームを追加」画面が表示されたら、「サウンド」項目に先ほど同期させた着信音を選びましょう。

  
一度設定すれば、Siriでアラームをセットした時に同じアラーム音が鳴るようになります。