HDRIに興味津々です
「ハイダイナミックレンジ合成」
聞いたことありますか?
少し前から流行ってきた画像合成技術です。私たちが目にする風景はダイナミックレンジ(最も明るい部分から暗い部分の範囲)はかなり広いです。しかし、銀塩フィルムにしろ、デジタルカメラの撮像素子にしろ再現できるダイナミックレンジはその50〜70%ほど。そのために被写体を適正露出にして極端に明るい部分は白飛びし、暗い部分は潰れることになります。
露出を変えつつ同じ構図の画像を撮影し、複数の画像を合成することで普通の画像では再現できないダイナミックレンジを表現することを「ハイダイナミックレンジ合成」といいます。1枚の画像データからお手軽にHDRI風の画像を作成するアプリケーションやPhotoshopプラグインもありますし、本格的に〜10枚の画像を合成するアプリケーションもあります。複数の露出違いの画像を撮影する場合には三脚が必要になりますし、動きのない被写体を選ぶ必要もあります。
まぁ、言葉にすると難しいですがどんな表現ができるかはいろんな方が紹介されていますので、GoogleやFlickrで探してみてください。
最近では、ミニチュア風の画像や動画も流行っていますよね。Photoshopだけでできないことはありませんが、やはり専用のアプリケーションやプラグインがあれば設定も楽そうです。
作成するアプリケーションですが、いくつかあるようなので迷っているところです。
Photomatix
などがあるようです。
本格的にやるには、超広角レンズやちゃんとした三脚などお金が掛かるのでとりあえずTopaz Adjustで遊んでみようと。
で、早速ダウンロードしてみました。Topaz AdjustはPhotoshopのプラグインとして動作するのでインストールするとPhotoshopのフィルタメニューに追加されます。
元の画像はこんな感じ。夏のお祭りの写真で提灯の明かりに露出を合わせているので手前の左右の木は暗くて潰れていますし、空の階調も再現できていません。
Topaz Adjustの設定画面です。左のプレビューからプリセットを選択しても構いませんし、細かく設定することも可能です。
極端に設定してしまうとノイズが出てしまうのは1枚の画像でやっているのでしょうがないところですね。
やはり、本格的にやるには複数の画像から作成する必要があるようです。
興味のある方は、下記の参考サイトをご覧下さい。