「RGB & CMYK レタッチ大全」

MD研究会会長の通称「マスター郡司」さんの本です。

郡司さんは日本印刷技術協会(JAGAT)の顧問をされていて、私が講師をしているスクールがJAGATの資格試験の指定校になっているのでミーティングなどでお話を聞かせていただく機会があります。スクールの方での講演も1度お願いしたことがあり、画像補整に関する深い話をしていただきました。

この「RGB & CMYK レタッチ大全」はPhotoshopでのレタッチを本格的に勉強したい方は是非読んで欲しい本です。 Photoshopのテクニックだけではなく、そもそも画像とは何なのか、色とはなんなのかといった根本的な仕組みや考え方が書かれていて、こういったPhotoshopの書籍は他には見たことがありません。

ミーティングなどでは、仕事には「上物」と「駄物」があると、かなりきつい言い方をされていましたが、現在の印刷の最先端のレタッチ手法が解説されています。とは言っても、ちゃんとトーンカーブの基礎知識なども書かれていますので、もう一歩Photoshopでのレタッチを勉強してみたいという方にもオススメします。

RGB & CMYK レタッチ大全

RGB & CMYK レタッチ大全