Tシャツを作ってみました

7月3日・10日に学校で「Tシャツデザインセミナー」を担当することになったので、サンプルとしてTシャツを3枚作ってみました。

印刷をお願いしたのは吉祥寺の「COLORS」というTシャツ印刷の専門店です。
1色の印刷なら1枚で2,210円で出来上がります。(なんとTシャツ代も込みです)。
ちゃんとしたスクリーン印刷で、データからフィルム出力してスクリーンの刷版を作成、1枚1枚手作業で印刷してくれます。

1色の場合は基本的にはモノクロ2階調にする必要があるのですが、アナログで描いたイラストをどうしても使いたかったのでグレースケール8bitで無理をお願いしてみました。
印刷線数が30〜40lpiなので、どうしても細い線は飛んでしまったり潰れてしまうのですが、ここまで再現していただければ十分満足です。


セミナー用に変わった印刷もということで、2枚目は「金箔」を使ってみました(+300円)。洗濯はなるべく手洗いしないと金箔が落ちてきてしまうそうです。
象なんですけど、イマイチ分かりづらいですね。


写真を加工したものだけではと、イラスト物も作りました。
こちらもフロッキー印刷で近くで見ると盛り上がっているのと、質感が楽しめます(+300円)。


入稿データはPhotoshopIllustratorで、Photoshopの場合は解像度400dpi以上のモノクロ2階調、多色刷りはレイヤー分け。8ピクセル以下は飛んでしまう可能性が高いです。
印刷再現からするとIllustratorのデータがオススメですが、多色刷りで重なる場合はトラップ処理をきちんとやっておく必要があります。
Tシャツの種類もインキの種類も沢山あるので、次回は別のパターンのTシャツも作ってみたいと思います。