ADOBE CREATIVE SUITE 5 の新機能
今日のセミナーのおみやげにもらったCS5の体験版をiMacとMacBookへインストール。
アプリケーションアイコンに立体感がつけられているだけど、個人的にはCS4の方が断然よかった。何だかダサイですよね。
Photoshop・Illustrator・InDesignと起動してみましたが、作業画面自体はCS4とほとんど変わっていないかなというのが第一印象。
いろいろと試してみようかと思ったので、まずはヘルプからそれぞれの新機能を確認してみました。
まずは、Photoshop CS5の新機能
- ライブワークスペースによる容易なインターフェイス管理
- 高度な選択技術
- コンテンツに応じた塗りつぶしと修復
- HDR Pro
- 特殊なペイント効果
- パペットワープ
- 自動レンズ補正
- 3D成形による簡単な押し出し
- 拡張された3Dパフォーマンス、ワークフローおよびマテリアル
- クリエイティブなレビューの合理化
- 統合メディア管理
- 最新のRAW処理
- ファイルのドラッグによるレイヤーの作成
- ものさしツールによる画像の角度補整
- シャープツール使用時のディテール保護
- グラデーションのNDフィルター適用
- コピーソースの方向を反転
- レイヤースタイルの初期設定をカスタマイズ
- 同じ相対位置または選択範囲の中や外へペースト
- 画像固有のプリント設定の保存
- 新しいGPUアクセラレーション機能
- クロスプラットフォームの64ビットサポート
次は、Illustrator CS5の新機能
- 遠近描画(遠近グリッドツール)
- 可変線幅のストローク
- 破線の調整
- 精密な矢印
- ブラシの伸縮制御
- ブラシの角の制御
- 絵筆ブラシ
- Webおよびモバイルデバイス向けの鮮明なグラフィック
- 複数のアートボードの機能強化
- シェイプ成形ツール
- シンボルの機能強化
- アートボード定規の原点および座標系の機能強化
- パスの連結の機能強化
- 背面の選択機能
- 背面描画モードおよび内側描画モード
- Adobe Flash Catalyst CS5とのラウンドトリップ編集
- 解像度に依存しない効果
そして、InDesign CS5の新機能
- 複数ページサイズ(デザインとレイアウト)
- 新しいレイヤーパネル(デザインとレイアウト)
- 変形の簡素化(デザインとレイアウト)
- コンテンツグラバー(デザインとレイアウト)
- ダブルクリックの動作の変更(デザインとレイアウト)
- フレーム枠の強調表示(デザインとレイアウト)
- パスとポイントの強調表示(デザインとレイアウト)
- 複数の選択されたアイテムの変形(デザインとレイアウト)
- ライブスクリーン描画(デザインとレイアウト)
- 選択したオブジェクトの優先(デザインとレイアウト)
- ライブ分布(デザインとレイアウト)
- 変形ツールの再配列(デザインとレイアウト)
- 間隔ツール(デザインとレイアウト)
- 列をまたぐ段落や列に分割する段落(デザインとレイアウト)
- 前と連動(デザインとレイアウト)
- 列揃え(デザインとレイアウト)
- 長方形以外のフレームでのフレーム揃え(デザインとレイアウト)
- ライブコーナーの効果(デザインとレイアウト)
- コントロールパネルのスウォッチ(デザインとレイアウト)
- グリッド配置の機能強化(デザインとレイアウト)
- 自動フィット(デザインとレイアウト)
- グリッド内での複数フレームの描画(デザインとレイアウト)
- オブジェクトのグリッドへの複製(デザインとレイアウト)
- メタデータからのライブキャプション(デザインとレイアウト)
- Mini Bridge(デザインとレイアウト)
- Adobe Bridgeとの統合の強化(デザインとレイアウト)
- ページサムネール(デザインとレイアウト)
- BridgeでのInDesignファイル内のリンク表示(デザインとレイアウト)
- FLVとMP3の読み込み(クロスメディア)
- メディアパネル(クロスメディア)
- モーションプリセット(クロスメディア)
- アニメーションパネル(クロスメディア)
- タイミングパネル(クロスメディア)
- オブジェクトステートパネル(クロスメディア)
- プレビューパネル(クロスメディア)
- 単位としてのピクセル(クロスメディア)
- URLをハイパーリンクに変換(クロスメディア)
- Flash Playerへの書き出しの機能強化(クロスメディア)
- Flash Professionalへの書き出しの機能強化(クロスメディア)
- インタラクティブPDFへの書き出しの機能強化(クロスメディア)
- XHTMLへの書き出しの機能強化(クロスメディア)
- JPEGへの書き出しの機能強化(クロスメディア)
- コメントとレビューの統合(共同作業)
- テキストの変更のトラック(共同作業)
- ドキュメントによってインストールされるフォント(共同作業)
- Buzzwordの統合(共同作業)
- プレゼンテーションモード(共同作業)
- ページサムネールのカラーラベル(共同作業)
- バックグラウンドタスク(操作性と生産性)
- ツールを一時的に切り替えるショートカット(操作性と生産性)
- ツールヒントパネル(操作性と生産性)
- Community Help(操作性と生産性)
- 開始ページ番号の指定(操作性と生産性)
- 複数の選択されたアイテムの元データの編集(操作性と生産性)
- オブジェクトをロックする新しいオプション(操作性と生産性)
- ファイル拡張子にリンクを再設定(操作性と生産性)
- オブジェクトを隠す(操作性と生産性)
- 「プレビュー」チェックボックスの記憶(操作性と生産性)
- Adobe Bridgeからドラッグするときの配置カーソル(操作性と生産性)
- エクスプローラーまたはFinderでブックファイルを開く(操作性と生産性)
- CMYK値を整数値に丸める(その他の機能強化)
- すべてのガイドの削除(その他の機能強化)
- ダイアログボックスからのズーム(その他の機能強化)
- 複数のリンクを同じソースに折りたたみ(その他の機能強化)
- ストーリーエディターウィンドウの位置の記憶(その他の機能強化)
- メニューコマンドの変更または移動(その他の機能強化)
う〜ん、とても全部を検証できなそうです。
どっちにしろすべての機能を使うわけではないし、使ったらいいデザインができるわけでもないですしね。
一番注目しているのは、InDesignのクロスメディアに関する機能です。
まだ、学校では紙のみでテキストを作成しているけど10月くらいには部分的にインタラクティブなPDFに置き換えていければと思っていて、早めにこれらの機能はマスターしたいと思っています。InDesignは紙媒体のプロフェッショナルソフトなんだからクロスメディアに走らずに、きちんと印刷用のデータを作る機能を極めるべきだとの意見をお持ちの方も多いようですが、InDesignが核になって簡単にインタラクティブなPDFが作成できたり、電子書籍用のデータが作れた方が単純に楽だと思うんですよ。もちろんメディアに合わせてレイアウトを変えたり、データを変換したりといったことは必要になってくるけど、それは紙媒体の中でも判型が変わればレイアウトも全然変わってくるんですから同じじゃないのかな。
KindleやiPadなどの電子書籍を見るためのデバイスが次々に発売されたりして、紙媒体で食べてきたデザイナーは変化が求められているけど、いろんなデバイスが生まれてくることはユーザーに取ってはありがたいことだから、細かいことにとらわれずにデザイナーもその変化を楽しんで流れていけばいいんじゃないかと思ってます。
かなり、話がずれましたが28日に正規のCS5が手元に届くまでに、少しでも体験版で検証したいと思います。
それにしてもiPadの発売日と重なるとは…。