【iPad】DR-150でスキャンした書籍をGoodReader経由でi文庫HDで読む

ドキュメントスキャナのCanon「DR-150」を購入して30冊ほどの本をPDF化しておいたのだが、いよいよiPadが手元にやってきたので取り込んでみようと思う。
 
ネットで検索しておいた知識では、「DropBox」経由でMacからiPadに取り込むのが一番お手軽のようなのだが私のWi-Fi環境ではいつまでたっても読み込みが完了しない。やはり100MB近いファイルをWi-Fi経由で取り込むのは無理があるのかも。
予定ではMacの「DropBox」とiPadの「DropBox」を同期してPDFをiPadに取り込み、「GoodReader」でダウンロードする。そして「GoodReader」から「i文庫HD」に読み込ませるという手順を考えていたのだが、最初から挫折してしまった。
 
しかし、さらに情報を探してみるとiPad版の「GoodReader」はiTunes経由でファイルを取り込めるらしい。それならUSB経由なので容量の大きいファイルでも大丈夫ではないだろうか。
 
iPadMacBookに繋いでiTunesを起動して、画面左側のiPadを選ぶ。アプリケーションタブを選ぶと同期するアプリケーション選択の画面になるが、スクロールして一番下まで表示させると「ファイル共有」という項目がある。「GoodReader」を選択して左のウインドウにiPadに送りたいファイルを追加していく。

 
iPadと同期させれば、あっという間に「GoodReader」に取り込むことができた。

 
「GoodReader」でもPDFは閲覧できるのだが、「i文庫HD」の方が閲覧性がいいのとページめくりのギミックもあるので転送することにする。右のウインドウから「Mabage Files」を選んで、「Open in…」をタップし「i文庫HD」を選ぶ。

 
「i文庫HD」が開いて登録する本棚を選択して「読む」をタップすると本棚に追加することができる。


 
DropBox」はFinderウインドウからアクセスできるので便利なんだけど、Wi-Fi経由になるので時間が掛かるのと、2GBの上限があるので書籍をスキャニングしたような容量の大きいPDFの場合はiTunes経由で転送した方がいいのではないかな。
要領がつかめたので今後とも「DR-150」に活躍してもらおうと思うのだが、当たり前のことにこの前やっと気がつきました。本って断裁するとただの紙になってしまうんですよね。
スキャニングのために断裁された本は、紙ゴミとして捨てられることになりました。最初は本棚の本をすべてPDF化しようと考えていたんだけど、大事な本はやはり紙のままとっておきたい。本というプロダクトとして完成しているものは、デジタルではなく紙媒体として残っていくんだなぁということを感じました。ただその考えもデジタル化への移行の中で、自然に意識改革されていってしまうのかもしれないですが。